行田市は忍城(おしじょう)の城下町で、さらに「さきたま古墳」はじめ、古代の歴史と文化にも特色を持った町です。明治以降は足袋製造が盛んになりました。
コース
行田駅(バス)→忍城→水城公園→(さきたま緑道)→丸墓山古墳(石田堤)
忍城
現在の熊谷市を本拠地とした、成田氏が築城しました。
映画「のぼうの城」で注目されましたね。
映画でも描かれていた通り、豊臣秀吉の水攻めにも屈しなかった、難攻不落の名城です。
忍城址・行田市郷土博物館
こちらは昭和に再建された「忍城御三階櫓」
町中の色々なところに、忍城一部だった場所の石碑があります。
基本情報
築城:15世紀後半
地形:平城
縄張:梯郭式
築城者:成田親泰
城主:成田氏、松平氏
続日本100名城
アクセス
JR高崎線行田駅(東口)から
・市内循環バス西循環コース(右回り)「忍城址・郷土博物館前」下車すぐ
・市内循環バス西循環コース(左回り)「行田市バスターミナル」下車徒歩約5分
・市内循環バス観光拠点循環コース「行田市バスターミナル」下車徒歩約5分
JR高崎線吹上駅からバス、秩父鉄道「行田市駅」から徒歩(15分)でも可能です
水城公園
丸墓山古墳(石田堤)
日本最大の円墳、さきたま古墳群の一部。
豊臣軍が忍城を水攻めにした際、総大将の石田三成が陣をはった場所です。
失敗に終わりましたが、歴史上に名を残す大規模な水攻めでした。
時代をさかのぼり、上杉謙信が忍城を攻めたときも、こちらに陣をはったとか…。
石碑
さきたま古墳公園の中に、長~い堤が築かれています。
おわりに
東京から近く、戦国時代の歴史を感じられる場所。しかも実際に戦いがあった場所というのは貴重です。忍城周辺も、古墳公園ものどかな雰囲気で、晴れた日の散歩がとても気持ち良いですよ。